おしらせ

保育の広場

保育の広場~とんぼ組(預かり保育)~2024.8

今年度から始まった毎日とんぼ、最初は少し戸惑いもあったであろう子どもたちも今では「今日時までとんぼだよ~!!」と教えてくれたり「わ!今日とんぼ一緒!!」といった会話が聞こえてきたりと今ではとんぼ組が馴染んできてくれているのかなぁ〜と日々感じております!!! そして今回はそんなとんぼ組のちょっとしたひとコマをお届けします!!!

 

いつも、とんぼではだいたい15時前後に15分のゴロゴロタイムをしたあと、軽食が出ます。

「今日はAがおやつ(軽食)を配りたい!」とはりきって言ってくれたきじぐみのAちゃん。 ほのかちゃんと一緒におやつを選びに行き、きじの部屋に戻ると

Aちゃん「はいはい、みんな 座って~!座った人から渡すよ~!」とAちゃんは慣れた手つきでみんなにおやつを配り始めます。みんなもきじさんの舞台にちょこんと座って嬉しそうにAちゃんからおやつをもらって食べていると…

Aちゃん「座って食べてねー!!」「おかわり欲しい人手あげてー!!」と大人がもう1人居る!? と思ってしまうほどでした。

いつも大人の言っていることややっていることをよく見ているんだなぁ〜と思いました。(この時のAちゃんはわたしを見ているようで恥ずかしかったので迂闊に変なこと言えないなぁと思ったのですが…笑)

そして「Aちゃんわたしにもー!!」「Aちゃん、おかかりちょーだい!」と他の子もニコニコしながらAちゃんからおやつをもらっていたり、

Aちゃん「Aもおやつ食べていい?

みんな「いいよー!!!

Aちゃん「やった!!!ありがとう!!」と子どもたち の穏やかな時間が流れていました!

 

とんぼ組はだいたい15人前後で過ごしていることが多いのですが、ときどき卒園した 小学生も遊びに来てくれて、いつも以上にわいわい賑やかな日があります。

あるとき、「誰かに呼ばれても絶対行かないで!」とほのかちゃんに言ったBくん。しかし、この日はいつもより人数が多かったこともあり、なかなかBくんとの時間をゆっくり過ごせず…。半分以上の子がお迎えで帰ったあと、ほのかちゃんがBくんの元へ行くと、ころりんにある石を捕まえて虫かごに入れて石を観察しているところでした。Bくんはそのままほのかちゃんを助手に任命したそうで、ころりんにある色んな図鑑を持ってきては「この石 はこうじゃない?ああじゃない?」と言い合っていました。このとき園庭にはほのかちゃんとBくんの2人きり。Bくんと話をしながらほのかちゃんが園庭にある自転車を片付けようとすると「行かないで!!ずっと一緒にこれしてて!!」とBくん。そのままお母さんのお迎えが来るまで石の観察をしながら一緒に過ごしていました。

 

ほのかちゃんもBくんと2人で石のことについて話したり、時々違う話題になって 家族のことや好きな物の話をしたり、じっくりBくんと向き合ったあの時間はとっても充実してて楽しかったとのこと。

きっとBくんも同じ気持ちだったんじゃないかなあと思います。 毎日常に賑やかなころりんでは他の誰にも邪魔されず大人と2人きりで過ごす時間は確かに珍しくて、とんぼの時間でしか味わえない時間なんだなぁいと園庭で楽しそうに話しているほのかちゃんとBくんを見て気付きました。

 

みんなで一緒にわいわい楽しい時間、一人で遊ぶのんびりな時間、大人と一緒に過ごすゆっくりな時間。大人にとっても子どもにとってもどれも大事な時間だなぁ〜と改めて思いました。あ、この子ってこんなものが好きなんだ!こんなことも出来るんだ!とわたしとほのかちゃんは日々新しい発見をしているのですが、きっと子どもたち同士ども同じことを感じているんじゃないかなぁと思います。

これからもとんぼの時間を通してさらに色々な子どもたちの繋がりや子どもたち同士の世界がどんどん広がっていったらいいなぁと思っております!!!

 

とんぼ組担任 あやか ほのか

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