おしらせ

保育の広場

2015年(平成27年) 6月はとぐみ保育の広場

はと組になってもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。

「はと組はどう??」と聞いてみました。

Aちゃん「楽しいよ!だって 部屋大きいから!!」

 Bくん「Bも楽しいよ。きじさんもほとさんも ひよこちゃんもみんな楽しそう!!」そんな会話をよくするように なりました。

かっぱ先生もわたしもみんなと同じ気持ち!はと組って たのしい ーー!

<優しさの連鎖>

「川に行きたい!」と川が大好きなはとさん達。

はと組は川に降りるフェンスに一番近く、川に行きやすい 絶好の場所だと聞きました。

帽子を被って、綱、バケツ、虫カゴを持って、長靴を履いて。 

準備万端!!! いざ出発!

ころりんの裏の川は草が生い茂り、水もひんやり冷たく。 石をひっくり返せばカニが出てきます。

「わーカニだ!」

と 一匹見つければ

「Cにもとって!!」

「Dにも!」

と大興奮です。

 虫が大好きなEくん。

わからない虫が出てくるとみんな Eさんに聞きます。

「あーそれはヤゴだねー」

「これは??」 

「あーこれもヤゴだね!」と得意気に教えてくれて います。

気が付けば完璧に準備していた網や虫カゴ、 バケツなどそっちのけで夢中になって川に入り、素手で捕っています。 虫とりが終わると今度は水かけごっこ。これも川の楽しさの 一つ。頭から水をかぶる子も居れば、かける相手の後ろに 隠れてしめしめと水をかける子…川でたっぷり遊んで、 帰ろうと坂道を登り始め半分まで行ったところで、

長靴に入った水でよれよれ…..Fちゃんが転んでしまい ました。

わたしもぱっとFちゃんの腕を掴みましたが、

転んでしまった事にびっくりしたFちゃんは大泣き。

「ころりんみたいにコロコロ転がったみたいで、すごかったねー!」 と必死にFちゃんを慰めるEくん。

しかし、心を落ち着かせようと涙が止まらないFちゃん。

それを見たBくん。頭をなでなで。何も言わずばっと姿を 出し、手をつないでFちゃんが渡れる石を選び渡っては、 後ろを向いてFちゃんが渡ったことを確認し、また一つを選 んで渡り…そんな風にFちゃんをエスコートしながら、川を 渡っていました。

また、ころりんに帰る最後の階段で

Hちゃん「怖いよ…」

とポツリ。

するとIくんぱっと手を出しこちらもエスコートしながら 登っていました。

優しいな。温かいな…

そんな空気が流れ ながらみんなで無事はと組に帰りました。

みんなの着替えをしていたわたし。

実は、川に行ったときFちゃん の手を掴んだとき少し肘を擦りむいてしまいました。 そんな小さなケガを見つけたJくん。

「みんなの事はいいよ!絆創膏、貼ろう!」

と絆創膏を出し 肘にペタリと貼ってくれました。

わたしにまで優しさの おすそ分け。涙が出そうなほど嬉しかったです。優しくされるって 心が温かくなるなー!幸せだなー!

そう感じました。

女の子達も誰かが泣いていると頭をなでなで、

「どうしたの?」 と声をかけたりします。

優しさって連鎖する。 優しくされたから優しくしたいって気持ち が生まれると思います。優しい気持ちがあってもそれを表現 することはそう簡単にできることではないですよね。

誰かに教えてもらうことではなく、お母様や家族のみな様から優しさをいっぱいもらい、自分で感じ、自分の意思で 自然に優しくできちゃうって素敵だなー!すごいな~! かっこいいなー!!!

みなみ

一覧に戻る