ころりんについて

ころりんの理念

子どもが生来、育ちの能力を本能的に持っているという前提に
遊びを育ちの天与のカリキュラムと捉え
真の育ちの場として大人の思いや考えの介在をさせない
子どもさながらの生活の場所を保障する。

 

全ての子どもがその子らしく健やかに成長するための環境と機会を作るため
次のような目標で園を運営しています。

1、自然との関わりにより健康な心身の成長と生命を大切にする心を培う。
2、自分で考え、自分で行動する力を育む。 
3、自身の思いや考えを表現して他者へ伝える力を育む。 
4、豊かな心、思いやりのある心、感謝する気持ちを育む。

ヤゴからトンボへ

幼児期は(トンボの幼虫が)泥の中で過ごすヤゴの時代です。
その子はその子らしく思いっきり自然と友達の中で過ごす体験が必要です。時がくれば必ず立派なトンボに成長します。

いたずらをする、あばれてけがをする、どの一つをとっても、幼児期に、人間のヤゴ時代に、 超えるべき、通るべきステップであり、一人前になるための、生きる知恵となる 貴重な体験学習をしているのだと考え「幼児期の生活を保障し、お子さんが自己充実をしようとしている努力を温かく見守ること」を第一に保育をしています。

駄目はいない 屑はいない 馬鹿はいない

その子でなければできない役目があるから、宇宙はその子を存在させている。

その子の上には何百億人の先祖がいて、優秀な遺伝子を受け継いで 今日のその子がある。

決して、お父さんとお母さんだけの子ではない。お父さんやお母さんの価値観だけで子供を決め付けたり、しばってはいけない。

だめはいない くずはいない ばかはいない



「生きていく力」と「非認知能力」

人は進化の過程で社会性を持つことで発展をしてきた種です。「生きていく力」と考えた時に多くは社会生活をするうえで必要な力を思い浮かべられる方が多いのではないでしょうか。

生きていく力について様々な表現がされていますが、その中に「非認知能力」という言葉があります。
幼児期に非認知能力が養われると、大人になっても物心ともに豊かな生活を送る割合が高くなるという研究調査結果が出たことから、非認知能力は大きな注目を集めています。

ころりん村幼児園初代園長の細谷勇太郎氏は、トンボの幼虫のヤゴがトンボへと成長進化(変体)する過程に子どもの成長を重ね「幼児期はヤゴ時代」と表しました。

飛ぶことに進化したトンボ、世界一足の速いチーター、1~2時間も息が止められるクジラ、北極から南極まで渡りをする渡り鳥のアジサシ・・・特出した能力を持つどの動物も生まれた時から扱えるのでは無く、子どもの時の当たり前の生活の中で力を引き出せるようになり、驚くべき能力を発揮します。
これら動物たちと同じく、人は生まれながら「非認知能力」を持っており、それは「幼児さながらの生活で育まれるもの」です。

その力は他と比べるような相対的なものではなくその子だけが持っている絶対的な能力であるとも細谷園長は語っています。

ころりん保育に触れたお子さんだけなくそのご家族も成長できると確信しています。皆様もどうぞお子さんと一緒にこれからのころりん生活を満喫してください。

園の概要

名称

ころりん会 ころりん村幼児園
理事長 田村 正秋
施設長 肥後 陸郎

設立

昭和52年4月

所在地

〒197-0801 あきる野市菅生1250番地

TEL/FAX

042-559-4522

保育時間

■標準保育時間
9:30~14:30(水曜日9:30~11:30)(夏季・冬季・春季長期休みあり)


■時間外保育時間
スズメ組(朝)8:30~9:30
トンボ組(午後の預かり)14:45~17:00 (半日保育の日:11:45~17:00)
長期休み中の預かり日程は現在検討中です。

※行事等により時間に変更が出る場合があります。

教育方針

『幼児期はヤゴ時代』をモットーに幼児の『生活』を『生活』で『生活』へと大事な幼児期の自己充実をはかります。