ひよこ組 保育の広場

平成28年3月

さぁ、いよいよ明日は演芸会!!
完成度よりも当日までの過程こそ大切にする、ころりんの演芸会は、当日ふたを開けてみないとわかりません(笑)
大好きなお母様・お父様の前、初めての演芸会、1人ひとりどんな様子・表情を見せてくれるのか、いや〜楽しみです!! さぁみなさん、思いっきり楽しむ準備はバッチリですか??

<演目「バナナ列車」に決まるまで>

毎年ひよこちゃんの演芸会は子どもたちの大好きなお話をごっこ遊びの延長のような形で劇にしています。という訳で、まずは子どもたちの大好きなお話探しから演目決めは始まります。毎日集まりの時に読む紙芝居や絵本、どんな内容のものが子どもたちの反応が良いか、普段の遊びとつながっているか、大げさなようですが1年がかりで探していきます。
今年のひよこちゃんが1年間ほぼ毎日やっていた遊びの1つに『工事』があります。ある日は園庭で泥んこの山や川を作る『工事』、またある日は部屋で大型積み木を使って道路や線路を作る『工事』、男の子も女の子も関係なく、クラス15名みんな一度はやったことがある共通のすきな遊び、全員で盛り上がれる遊びでもありました。
以前ひよこ組を担任した時、その時のクラスも好きだった「バナナ列車」という童心社の創作紙芝居。簡単に物語を紹介させて頂くと

1)南の国のおさるさんたちの所にとなりの町から「バナナをどっさり」と電話で注文が入る

2)バナナを列車にたくさん積み、出発!

3)途中の線路でゾウさんが眠っている

4)実はゾウさんはこの先の橋が壊れていることを知らせるために来てくれていた

5)おさるさん&ゾウさんが協力して橋を直す

6)また出発!

という、物語。ほのぼのとしていてかわいらしく、何より、このクラスの大好きな遊びの『工事』や、これまたよく遊んでいた『電車ごっこ』ともつながるストーリー。試しに読んでみて、そのままごっこ遊びにつながったらいいなあと思いながら、1月のある日の集まり、「バナナ列車」を読むと、すぐに「電車作りたい!」と子どもたち。段ボールやおもちゃを入れているプラスチックのケースなどにひもを付け、早速バナナ列車ごっこが始まりました。

20〜30分位そのままごっこは盛り上がり、そして次の日も「バナナ列車ごっこ、もう一度やりたいな」という声が聞こえてくる程!! これは演目決定かな? そう思いつつも他にも2つ子どもたちが好きなお話があり、まだ迷っていました。バナナ列車ごっこもそのあとしばらく子どもたちの中から出てこなかったのですが…初めてバナナ列車を読んでから1週間以上が経った日、お散歩で羽村動物園に行ったのですが、そこでいきなり始まったのです! バナナ列車ごっこが!! 羽村動物園には大きな広場があって、そこには本物の蒸気機関車が遊べるようになっています。機関車の運転室でノリノリで遊び出した子どもたち。すると…

子「出発進行〜! シュッシュポッポ… あっ!! 橋が壊れているぞ!! 直しに行こう!」「わかった! オレたちがゾウさんと直してくる! 列車を頼むぞ!」「わかった!!」「よし! 直しに行くぞ! ももも来い!」…

あれよあれよという間に子どもたちだけで展開していくストーリー!

そして帰りには「あー今日は楽しかった!! 動物園も、それからバナナ列車ごっこも!!」と子どもたち。ニホンザルや機関車を見て、バナナ列車になんとな〜くつながったら位には思っていましたが、想像をはるかに超え、しかも自分たちから自然に盛り上がる姿に、この姿をお母さんたちに見てもらえたら子どもたちもお母さんたちも最高に幸せ!! と思い、演目決定!! となったのでした。

もも

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