きじ組 保育の広場

平成28年3月

いよいよ今年度最後の保育の広場となってしまいました。きじ組は、卒園遠足に行き、サンタさんにもらったけん玉にチャレンジして最近ではドッジボールが流行っています。

★卒園遠足★

多摩動物園に到着後、昆虫館で珍しい昆虫を見ながら、「世界で食べられている昆虫」が紹介されているパネルを説明すると子どもたちからは悲鳴が…! ハチやクモなど『食べるもの』として想像もしたことのないような昆虫の名前がそこには書いてあり、驚きと悲鳴が混ざっているような声をあげていました。千匹くらいの蝶が飛んでいるところでは、カメラを向ける子が多く、きれいな模様をした蝶を「きれい!」と言って撮っていました。蝶も人慣れ? しているのか、目の前にカメラを近付けても逃げずに蜜を吸っていて、もしかしたら蜜を吸っている場面も撮れているかも!?

昆虫館を出ると、楽しみにしている男の子が多いであろうアフリカ園へ。しかし寒かったこともあり、各動物たち動きが控えめでした。ゾウはほとんどお尻しか見えず、それも子どもたちにとっては、おもしろいようで、「お尻しか見えないじゃんかよ!」とつっこんでいました。

続いてはお待ちかねのライオンバス! 窓のところにエサがつけてあり、そこにむかって大きな口を開けて食べる姿を見たりみんな大興奮でした!

次のキリンでは、まだ雪が残っていてあまり近くまで来てくれなかったのですが、偶然にも一ヶ所歩いている道の近くに雪の溶けているところがあり、1頭だけそこでごはんを食べていました。子どもたちはそのキリンにむかって「ベロ出して! ベロ出して!」と。(動物園から借りて遠足前にやっていた教材の中に『キリンのベロの長さはこれくらい』というものがありました)それを覚えていたのか、そして、おもちちゃんにエサをあげるときに「首ひっこめて」と言うとひっこめるのをいつも見ているので、キリンにもこう言ったのだと思います。この子どもたちの姿がなんともかわいかったです!

そして、たまご広場という小さな広場でお弁当を食べ、このとき話題になったのが、遠足前に優勝した力士の琴奨菊。ポーズを真似したりして盛り上がっていました。おかし交換も楽しみの一つでたくさん歩いた疲れを癒す時間になりました。

午後一番の人気はレッサーパンダ! 近くまで降りてきて、目の前で見れたりと、女の子を中心に大興奮!! 動いてるところを撮るのは難しいからと、紹介文と一緒にある写真をカメラで撮っている子もいて、新しい発想でこれもまたかわいかったです。

その後はオオカミの遠吠えを聞けたり、マレーバグが大量のおしっこをしているところを見たりしているうちに気がつけばもう出口に。
最後に動物園に「バイバーイ!」と手を振って帰りました。

帰りは拝島駅からの五日市線で全員座ることができ、みんな本当にお疲れな表情をしていました。たくさん歩いて疲れただろうけど、充実した1日になってくれたかな…カメラに撮ったものはアルバムとして残すことができますが、写真以外にも子どもたちの目に直接焼きついた多くの光景があると思います。その一つひとつが子どもたちにとって大切な思い出となってもらえれば嬉しいです。そして、ころりん生活最後の行事、その場に一緒にいられたことを幸せに思います。

当日、残念ながら欠席だったAくん。その後2月の中旬にAくんと、Aくんが一緒に行きたいと言ってくれたBちゃんと担任の2人で多摩動物園に行ってきました! みんなとは行けなかったけれど、その日1日Aくんもとても楽しそうにしてくれて、みんなにもその話をしたら嬉しそうでした。

★けん玉チャレンジ★

卒園遠足も終わり、サンタさんにもらったけん玉に挑戦しました。けん玉チャレンジに関してこちらが思うのは、子どもたち! よくも裏切ってくれたな!! (いい意味で)ということです! 本当にすごいんです! 5、6歳の子がこんなにも技ができるのかというほどできるんです! 日本けん玉協会が「上級の技」と定めている技に挑戦するところまできている子もいます。

一人ひとりの技もすごいのですが、「サンタさんにみんなもらったんだから、みんなできるようになろうよ!」とみんなで大皿メダルをゲットすることを目標にしてからは、得意な子が大皿をがんばっている子に持ち方やどうやったらいいかなどを具体的に教えている場面が多くなりました。その中でも、大皿に挑戦している子が少なくなり、がんばってはいるけれどなかなかのらない…と苦しんでいたCくんとDちゃんが大皿にのるまでの本人と周りの子のやりとりが素晴らしかったです!

できるまでの最後の数日は2人とも集まりのときに舞台にあがりがんばっていました。まだ自分ができていないことを舞台の上でみんなに見てもらいながら挑戦する。大人では恥ずかしさもあり、そのような方法はあまりとらないと思います。その中、CくんとDちゃんは、みんなに応援してもらうことでパワーを得ていました!

このやり方でがんばるようになって数日、けん玉の得意なEちゃんは、Cくんに「もう少し足開いてやってごらん」とアドバイスをしてくれて、Cくんも得意なEちゃんの的確なアドバイスを受けて徐々に成功へと近づいていきます。
しかし、その日ももうバスの時間が近づき「今日もまたダメなのか…」と思ったときにCくんが成功!! このときすでにバスの出発時刻まで残り1、2分、みんなで喜び合うのも束の間、Cくんは大皿メダルを手に持ち笑顔で帰っていきました。

その数日後、いつものように舞台でがんばっているDちゃん。周りにはきじ組のみんな。その中には手を祈るようにして「がんばって、がんばって」と繰り返すCくんが。この想いが届いたのか、この日Dちゃんも成功! 一番前で応援し、近頃一緒に遊ぶことの増えたFちゃんがDちゃんに抱きついて喜びを分かち合っていました!

そして、この園だよりが配布される2日前、大皿をずっとがんばっていたGくんが見事に成功し、きじ組24人全員が大皿メダルをゲットしました!!
実はこのGくん、友達の成功を誰よりも喜び、「○○くん(ちゃん)が△△皿ができた〜!」と知るたびに、自分の遊んでいる遊びをそのときのあいだだけやめて「祭りだ〜!!」とその成功した子の片足を持ち上げてお祝いしていました。みんなも新しい技ができるたびに一緒に喜んでくれるGくんを見ていたのでしょう。Gくんが大皿に成功したときには何人もの子が「祭りだ〜!!」とGくんの周りに集まり喜んでいました。

けん玉チャレンジは、Cくん、Dちゃん、Gくんだけでなくきじ組みんな、大きな自信になったと思います。今回の経験でまた一まわりも二まわりも大きくなり、ころりんを巣立っていってくれることでしょう。

いし

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