はと組 保育の広場

平成27年7月

<仲間!>

きじ組の担任がきじ組のために買ってくれた『プリンセスプリキュア』の新しい絵本を借りたBちゃん。しかし、他の遊びが楽しくて借りた本をぽ〜いっっ! 床に落としたまま気がつきません。その新しい絵本を読もうと探していたきじ組のGちゃん。はと組の床に落ちている絵本を見つけ、

Gちゃん「ちょっと! 借りてもいいけど、こんな風にしないでよ! 読んだら返してよ!!!」

そんな声に「どうしたの?」と集まるはと組さん。状況を説明すると、一同「それはダメだよー!」「ごめんね。した方がいいよ!」といろいろな意見が出てきました。

みなみ「きじ組さんの大切な本だからみなみはごめんなさいしようと思うけど…Bちゃんはどう?」

と聞いてみると知らん顔をして違うお部屋へ…。それを見たみんなは追いかけて「同じことされたらどんな気持ち?」「Bちゃん、ちゃんと顔見てしゃべろうよ!」「素直になろうよ!」といろいろな事を必死にBちゃんに伝えますが、Bちゃんの表情は変わりません。すると

Hくん「Bちゃん…Gちゃんは優しい人だから、ちゃんと謝ればわかってくれるよ!」

そんな言葉を聞いてすぐに

Iちゃん「Iちゃんも一緒に謝りに行くよ! なんでって、Bちゃんは仲間だから! 仲間が悲しかったら悲しいし、一緒に謝るよ!!」

そんな優しい言葉をかけてくれました。すると!! 「オレも!」「ぼくも!」「私も!」と次々一緒に謝ることに賛成してくれました。

下をずっと見ていたBちゃんの心を溶かし、だんだん顔が上がり、

Iちゃん「よし! 謝りに行こ? ねっ??」

勢いよくみんなお部屋を飛び出し、Gちゃんのところへ。さっきまでぴくりともしなかったBちゃんもゆっくりですが、一歩一歩踏みしめながら歩き始めたのでした。Gちゃんに謝るはと組さん達。

影に隠れBちゃんも恥ずかしそうに立っていました。言葉はなかったけれど、その場に来てくれたことだけでBちゃんのごめんねの気持ちは十分伝わりました。Gちゃんも「大丈夫だよ!」と許してくれました。

友達の事を一生懸命考え、自分のことのように謝ることができるはと組さんってあったかいです! 優しいんです!!!

みなみ

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