はと組 保育の広場

平成26年12月

★子どもの作る紙芝居★

集まりのときに、紙芝居を読んでいるのですが、この日はなんだかざわざわしていました。「静かにして」「聞こえない!」という声もあり、途中で何回かは静かになることはあっても、またざわざわの繰り返しでした。

読み終わってみんな自由に遊び始めたあとに、Aくんが「もう1回読んで!」とやってきて、それを聞いたBちゃん、Cちゃん、Dくんも「読んで!!」と4人で部屋の端で読むことになりました。このとき読んでいた紙芝居は「なんきょくのタロとジロ」という南極の開発に行く隊員と、同行していた2匹の犬の話です。

読み進めていくと、他のことをして遊んでいた子も通りかかったときに聞いてくれたりして気付けば10人前後に増えていました。オーロラが出てきたところでは、Dくんが「なんきょくのにじみたい!!」と言うと、「テレビで見たことある!」「私ない」「オーロラってどんなの?」「虹みたいのだよ」などと "オーロラってなんだろう?" とみんなで考えていました。

紙芝居も終盤になり、隊員が日本に帰るときに吹雪となりタロとジロのもとに行けなくなってしまい、2匹を次に来る1年後まで南極に置いていかなければならなくなってしまう少し悲しい場面では、またもDくんが独自の視点で良いことを言ってくれました。「ペンギンとお友達になるのかな?」(冒頭部分でペンギンも描かれていました)「それでお魚とかエサとって楽しく暮らしましたとさ…」とDくんなりのストーリーを展開してくれて、実際の終わり方(タロとジロを置いていき、1年後に南極でまた再会する)よりもDくんの話してくれた展開の方がみんな笑っていましたし、僕もDくんのお話の方がいいように感じました。

子どもはいつでも楽しい方向に考えていき、今回の紙芝居もとてもいいハッピーエンドを作ってくれてみんなで笑い合うのは素晴らしいことだと感じました。

いしくん

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