きじ組 保育の広場

平成26年7月

〈ヤギさんの名前決定!! その名も………〉

“おもち” です!! カッパ先生からきじさんへ託されたヤギさんの名前決め。20日(金)初対面を済ませたあと早速話し合い。すると…「あずき」「けいこ」「ゆめ」etc. どんどん候補があがります。その数なんと36コ!! 中にはいろんなものがありました。

子「ヤギさん 白いから〜 白いもの… そうだ “しろくまちゃん” !!」
も(いやいや生き物変わってますし…)
子「うーんと、そうだなぁ…(キョロキョロ)…あっ! “プールちゃん”」
も(いやいや確かにはとさん楽しそうにプール入ってますけども……)
子「“ケーキ” !」「“ラーメン” !」「“うどん” !」「…あ〜お腹すいた!!」
も(いやいや確かに小腹すいてきましたけど、レストランのメニューじゃないんだからさあ…)
子「そうだ! “ウルトラ6兄弟ちゃん” は?」
も(いやいやウルトラマンみんな好きだけどさあ… 長いしさあ… 女の子よ? …)
子「“ころりんちゃん”」「“だいすきちゃん”」「“おいしいちゃん”」
も(まぎらわしい…? ってか “おいしいちゃん” って(笑))

…とツッコミたくなる名前連発に思わず

も「あのさ、この名前ずっとずーっと決まりなんだよ? 赤ちゃんにお名前付ける感じよ?」

なんて言ってしまった私でした。。

名前が出そろった所で1人1回手を挙げることに。またキャラクターやアニメの名前はそのアニメが終わった時かわいそうということでやめることにしました。子どもたちに人気があったのは、あずき、しろくま、いるか……でも中々1つに決まらず、みんなも30分近くなる名前決めにお疲れ顔。考えも浮かびません。数人は遊びだし、数人は床にねっころがり… ヤギさんにメロメロになった私、情けなくも

も(もう!! なんで!! こんな大切なことなのに〜!!)

と思いかけ、そこでハッとしたんです。まだ子どもたちにとっては葉っぱを少しあげた程度のヤギさんとの関係性、これで大人が思うすてきな名前を望む自分。なんて押しつけをしているのだろうと。名前を決めるより何よりまずは触れ合って感じてみよう! ヤギさんへの愛情がうまれてこそ名前を付けたいと思うもの! …名前決めは中断し、みんなでヤギ小屋へ行きました。ヤギさんを外へ出し、小屋の中をお掃除して水をかえて、ヤギさんをブラッシングして、なでて、エサをあげて… そうしている内に子どもたちの目がみるみる輝いていったんです。(これだ! 今だ!)とあわてて部屋から名前を書いていっていた紙を持ってくるとそれを見たAくんとBちゃん、すぐに

A「そうだ! 1つずつみんなで名前を言って反応したやつにしようよ!」
B「ヤギさんが好きなの選んでもらおうよ!」
皆「いいね〜!!」

となり、ヤギさんに向かってきじぐみ全員で36コの候補1つずつ呼んでいきました。

皆「せーのっ! あずき〜!!」
Cくん「反応なし」
皆「おもち〜!!」
皆「動いた!」

これをくりかえし… 結局ヤギさんが反応したのは、おもちとラーメンの2つ。

子「ラーメンはなんかかわいそう… ヤギは白だからおもちの方が良いよ」「おもちの時の方があちこち動いた!」「よし! おもちちゃんだ〜!」皆「いいねえ!!!」

とアレヨアレヨという間に話は進み、きじさんもニッコニコで本当にうれしそう!! カッパ先生に、皆「おもちちゃんに決まりました」と言いに行くと、カ「おもちちゃんかぁ〜いいねぇ! おもちろい!!」と言ってもらい、またまたきじさんニッコニコ!! ひよこちゃん、はとさんにも皆で言いに行き、その後、子「おもち〜食うか?」と葉っぱをおもちちゃんに差し出したり、子「おもちちゃーん。。」と本当に愛しそうに呼ぶきじさんを見て、なんだかすごーくいい名前だな〜と思いました。大人の都合で大人の感性で決めようとしていたこと、本当にはずかしくなりました。子どもの目線で子どもの感性で物事を見ると、こんなにも世界は変わり、なんだかあったかくなる。また子どもたちに気付かせてもらいました。責任重大な名前決め。その責任は存分に十分に果たしましたよ〜きじさん!!

もも

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