きじ組 保育の広場

平成26年5月

〈優しいきじ、こわいきじ!?〉

はとの3月、
もも「もうすぐみんなきじさんだね〜!」
子「たまごちゃんがひよこちゃんになってくれるのうれしい!」「新しいひよこちゃんにころりんのこと教えてあげる!」「困ってたら助けてあげる!」「優しくする!」「はとさんのことも助ける!」
のお言葉通り、すっかり “きじ顔” のきじさんたち!!
4月1週目、2週目と、ひよこちゃんがきじ組へ来てくれると
「どうぞどうぞ〜」「ちっちゃくてかわいいねぇ〜」と目尻を下げ、はとさんが泣いていると「どうしたの?」とかけつけ、なんとも優しく穏やかに「ひよこを守って はとも守る!!」と言ってくれていたのでした。多少のことは目をつぶり、「まだひよこちゃんだから!」「はとさんだから優しく言おう!」…おお〜すごいすごい!と思っていた2週目後半…

聞こえてきたのは「やめて!」「それはだめ! ここはきじの部屋だ!」…

おお〜来ました来ました! こわ〜いきじ!! このこわい言葉、「きじさんなんだから、お兄ちゃんお姉ちゃんなんだから!」と抑えてしまうのはきっとすごく簡単でしょう。でも抑えた中から優しさって生まれるのでしょうか。見かけだけは生まれるかもしれません。では本当の優しさは…? 本当の優しさは自分の感情をそのまま出してぶつかり合ったり自分の気持ちと向き合ったり、その中から生まれてくるのではないでしょうか。こわいきじ、でもこの “こわさ” が次の “優しさ” を生む。そうして生まれた本当の “優しさ” から次の “優しさ” がリレーされていく。ころりんのきじさんは一番優しくて一番こわい。これからどんな “きじ姿” を見せていってくれるのか本当に楽しみです。そんなことを思いながらひよこちゃんへ、はとさんへ、「ごめんね。ごめんね」と頭を下げに行く担任たちでした。

…ひよこちゃん、はとさん、時々こわくてごめんね。もう少し、もう少し、きじさんのことも待ってあげてくれる? ごめんね、ありがとう。

もも

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