きじ組 保育の広場

平成24年8月


<当日まで>

7/2(月)、お泊り会の週の週明けころりんにきてみると、なんときじ組欠席が4人も!!それから当日まで集まりの度に皆で休みの子のお家の方角目指して「元気になれ〜」と パワーを送っていました。

それもあってか、お泊り会前に書いた七夕の短冊には「おとまりかいのとき ぜんいん
こられますように」というお願いがたくさん!!当日の朝の集まりで「全員来れたよ」と言った時とびはねて喜んだみんなでした!

 

<出発〜森林公園サイクリング>

みんなで染めたおそろいの手作りTシャツを着て、
いよいよ森林公園へ!!

行きのバスでは「まだ?」「あとどれくらい?」の大合唱!バスの窓に森林公園の森が見えてくると「ひろいっっ!!」「わぁ〜でっか〜!!」と、その広さに大興奮!

はやる気持ちを抑えつつ、リュックを置いて自転車の待つサイクリングセンターへ!移動は小走りです(笑) そして待ってましたのサイクリング、いよいよスタートです!

 
6月の初めから“自転車チャレンジ”をすることを決め、
「きじ組全員乗れるようになる」ことを目標にし、見事全員乗れるようになって迎えたお泊り会。

何度も何度もサイクリングコースをシュミレーションして、標識を覚えたり、ブレーキの練習をしたりしてきました。
先頭集団を走り続けた男の子3人はコースの途中現れるトンネルで思わず「楽し〜!!」と大絶叫!!

自分のペースで黙々とこぎ続けたA君はゴール直前「もう一回サイクリングやりてぇっ!!」と言いその後何度も「サイクリング楽しかったなぁ」とつぶやいていました。


中盤チームの女の子たちは転んでしまった友達に「大丈夫?」と声をかけ合い、その子が再びこぎ出すのを待って一緒にスタート!
「○○ちゃん(友達の名前)と一緒に走ると楽しい〜!」とこちらも満喫した様子。

自転車チャレンジをはじめた時にはまだ自転車に乗れなかったB君とC君は、チャレンジの時から2人お互いに励まし合っていましたが、当日もお互いのがんばる姿がそのまんま心の支えとなったようで、かけ合う言葉はなくともどこか通じ合っている感じ。

まいちゃんと一緒に走り抜いたB君は、転んでも決してあきらめることなく完走した時自ら「僕がんばったよ!」と自信に満ちた表情で話してくれました。

そんなB君を後半ずっと励まして並走してくれたのがDちゃん。まいちゃんに「自分のペースで先に行っててもいいよ」と言ってもらっても 「B君を応援したい」とB君の傍らで「B君かっこいい!B君ならできる!」とまるでコーチのように応援してくれたそうです。

そして最後尾をチャコちゃんと走り抜いたC君はゴール直後背中を見ると4分の3まで汗でぐっしょり!!途中何度も転倒したそうですがすぐ立ち上がりこちらも決してあきらめることをしませんでした。
 

サイクリング後、冒険コースで遊んでいる時、C君はチャコちゃんに「オレ、チャコのこと死んでも忘れねぇよ」と言ったそうで、背中の汗とその一言にサイクリングコースでのC君のがんばりが全てつまっている、そんな気がしました。

どの子もどの子も森の中を走り抜けるサイクリングコースに「気持ちいい〜」と輝く笑顔で、一番の難所である長い下り坂もケガなく下り終え、下った時にはほうっと一息安心顔。

途中の休憩所でも「早く行きたい」とばかり広場で遊ばず、ずっと自転車にまたがっ ている子や、着くやいなや「こおりオニしよう〜!」とかけだす子、虫を探す子、思い思いに楽しむ姿に大人たちもパワーをもらい大もりあがり!

B君やC君が少し遅れて休憩所に到着する時は自然と「がんばれ」の声援と2人を迎える人だかりが出来るのでした。

サイクリングを終えた子どもたちは「やりきった」という自信と充足感に満ちていて、本っ当に鳥肌が立つ位いい顔をしていました。よくがんばったね、みんな!!

 
<お弁当〜冒険コース〜ジャブジャブ池>

一時間半のサイクリングを終えたあとはお母さん手作りのオニギリでお腹と心を充電!しっかしタフな子どもたち!

「次は次は?」「早く冒険コース行こう!」の声におされ、お昼の休憩時間はわずか20分!!これまた小走りで移動し冒険コースへ!ドキドキとワクワクで皆が一番楽しみにしていた沼の上を渡る丸太の一本橋も余裕顔でクリアし、木の大型アスレチックをあっちこっちと遊びまわり大満喫!面白かったのは“空中散歩”という長いアスレチックコース的なもので本来渡っていくはずのひもでぶらさがった浮きを見た途端、浮きにとびついて座り、ブランコのようにして遊びだした子どもたち!さすがころりんでなわとびブランコ大好きなクラスだけある!となんだか笑ってしまいました。
 
ローラーすべり台に海ぞく船でも思いっきり楽しみ、お待ちかねのジャブジャブ池へ!水着に着替えてとびこむと、うわ〜気持ちいい!!!みんな大もりあがりで滝のようなところで「修行だぁ〜」と座禅を組んでみたり、かくれんぼをしたり、わにごっこにお家ごっこをしたり…自由に、自在に広がっていく子どもたちの遊びに、ころりんパワーの凄さを実感

帰り道、出口に向かって歩いていると今回は行かなかった広い原っぱやキッズドームが見え、「次に来る時はあっちでも遊ぼうね、もも!」と子どもたち。

あぁ、ほんと、また来たいよね、このきじ組で。
 
<ただいま ころりん〜夜にむけて>

帰りのバスでは毎年ほどよい疲れから眠た〜く、
大人も子どももなるのですが、夜に向けて「バスで寝ないようにがんばりましょう!」とみみちゃんぺんちゃんと打ち合わせ済み。

でしたが、そんな心配をよそに伝言ゲームや手たたきゲームなどのバスレクで想像以上にもりあがり、みんなギンギンでころりんに到着!園庭に用意されたテーブルをみて、「わぁ本当にころりんレストランだ」と大歓声!

おいしいおいしいカレーをみんなおかわり、大満足でした!!みんなで食べるカレーはことのほかおいしく感じ、「お家のカレーもおいしいけど、こんなにおいしいカレー初めて食べた!」と、一口食べるたび、「おいし〜」「うまっ!」とこれまた大もりあがり!お腹も満たされてきた頃、B君おもむろに「(お泊り会してくれて)カッパはいいカッパだねぇ〜」とご満悦の表情、これにはカッパ先生も大笑いでした。
 
カレーのあとは資源小屋の前でのころりん映画館!!

みんなが大好きな「だるまちゃん」や「トッピーと森の仲間たち」を楽しむ内に気づけば辺りはとっぷりと日が暮れ、夜の散歩へ!懐中電灯片手に鯉川沿いを上流の方へと歩きました。

ご近所の方から「今年は蛍がまだ少ないから見れるといいね」と聞いていたこともあり蛍いてくれよ〜と祈る気持ちで歩いていくと、まるで私たちを待っていたかのように一匹のお迎え蛍が!!「あっいた〜!!」と一気に大喜びみんな。

蛍さんには失礼して私の懐中電灯でてらさせてもらうと、「あっ蛍って赤と黒の体してる!」と新発見!!目を真ん丸にする子どもたち。そこからまた少し上流へ行くとなんとたくさんの蛍が!!「きれ〜!!」としばし幽玄な時間を過ごし、「ホーホーホータルこい」の歌を小さな声で歌いころりんへ戻ろうとすると、今度は一匹のバイバイ蛍がずっとあとをついてきてくれ名残惜しそうにひかってくれていました。

ころりんまでの帰り道、ふと気づくとなんだかみんな、ころりんについての思いを語り合っています。「ひよこもはとも良かったけど、やっぱりきじが最高!」とEちゃん。「ひよ
こもはともきじもずっと一緒だね」と笑いあうFちゃんとGちゃん。「オレ、ころりん来て良かった」とC君。みんな泣かせるじゃないか〜!!
 
<すてきなお客様!?>

しみじみとした空気でころりんに戻ると何やらトイレ前におかしな影。「なんだなんだ」と少々びびり気味(笑)な子どもたちと行ってみるとはげづらチャコスキー主人とおだんご頭
マインスキー女将!「いらっしゃいませ、ころりん温泉にようこそ〜」「んだんだ」…徐々にポカーンからニヤニヤに変わる子どもたち。

ただ就寝が近付きドキドキが増していたEちゃんは笑う余裕がなかったんでしょう。大まじめにその2人に「ありがとうございます」と深々と頭を下げていたのでした。かわいいね〜!!(笑)

そこで楽しみにしていたころりん温泉へドボン!!「プールじゃんか〜!」「やられた〜!」という子どもたちに「いやいや中身はちゃんと成分入ってますから〜」と大人たち(笑)
「冷たい〜」と言いつつ水温28℃(かなり温まっていました!!これは温かい方!!)のプールを楽しんだのでした。

そしていよいよ寝ようというその時、「トントントン」とひよこときじの間のドアを叩く音、ガラッとあくと、そこにはカラフル〜な頭の二人組!!
「誰ですか?!」「おねしょバイバイマンです。みんなのおねしょをバイバイしに来ました〜!」とおねしょバイバイ踊りを披露!!ポカーンの子どもたちと大爆笑の大人たち!!

だんだんと子どもたちも笑い出し、「おねしょ心配な人〜??」の声に半分以上の子が手を挙げおまじないをしてもらいニヤニヤ!!「私やらなくていい」「オレ平気」と言ってい
た子たちも最後にバイバイマンが「きじ組みんなにおまじないをかけますので皆さんお尻をこちらに向けて下さい」というと、みーんな素直にお尻を向けるものでこれまたかわいい!!と写真撮りまくりの私でした。

「次は他の幼稚園にいってきます〜!」といなくなってしまうと
「あれチャコとまいだよね」と言う子どもたち。

「いやいや、2人はパン買いに行ってるじゃん」と話している所にまいちゃんとチャコちゃんが登場!

子「さっきのまいでしょ?」
まい「何?何が?」
もも「いや〜さっきおかしな人たちが来て〜」
チャコ「あっ!今私たちパン買いに行った時パン屋さんの前ですごい派手な人たちの車とすれちがった!」
子「えっ??そうなの?」
チャコ「うん!ねっまいちゃん!」
まい「そうそう!ピンクとかカラフルな頭の!」
子「その人たちだよ来たの!!」

とその話以来「チャコとまいだよね」はでなくなり…
信じてく れているのかな?まいちゃんチャコちゃん楽しい一時をありがとうございました!!

さぁ寝よう、ということで電気を消し絵本を読みはじめるとあちらこちらから寝息が…少しドキドキ顔の子もモゾモゾ布団で動いていた子も22時過ぎには全員就寝。おやすみなさぁ〜い☆

 
翌朝は5時すぎから少しずつ起き出し、6時半にはみんな起きて雨が止んだ所で朝の散歩へ。

ころりんへ戻りサンドイッチをモリモリ食べ、帰り支度をして帰りの集まり。
職員みんなから一言ずつ感想を言ってもらい、
「さすがきじさんだった!」
「きじさんと遊べてうれしかった&楽しかった」
「本物のきじになったね」と言われるたびニコニコのみんな。

自転車免許証を一人ずつに渡し「さようなら」となりました。
残念ながら夜中に熱が出てしまったDちゃんは朝みんなが起きる前にお家に帰りましたが、サンドイッチDちゃん分を渡してお家で食べてもらい、とにかく一晩みんなと泊まれた+森林公園思いっきり楽しめたということで、きじ組全員参加で大成功だったのではないかと思います!!
 

<お泊り会を終えて>

お泊り会までは毎朝登園すると必ず見ていたカレンダー、
誰1人として見なくなりました。お母様方からお聞きする話でもころりんで子どもたちと話しても、お泊り会について出てくる言葉は、ただただ「楽しかった」に尽きるようです。

そうなんですよね。実は私も、燃えつきたと言いますか(笑)
お泊り会の最中もとにかく「楽しい〜!」の一言で、終わった今も残っているのは、楽しかったなぁとの思いばかり。

思い出すにつけ、まるで夢の中の出来事のように感じられるのです。今、きじ組もやりきった充足感と心地よい解放感に満ちています。

「もう一回サイクリングに行きたい」
「もう一回泊まりたい」そんな声が聞こえるたび、本当にうれしく思います。

1年後、2年後…そして10年後、20年後、大きく成長していくみんなの心の根っこに、この“楽しかった”という思いが残り、未来のみんなが思い出して、ふっと笑顔になれる瞬間があったら、もう最高です!!!

きじさん、本当にいい仲間になったなぁ。
2学期もこの調子、それぞれのカラーでたくさんの思い出を描いていこうね!!
お母様方、お父様方、1学期間本っ当にありがとうございました!!


もも

 
 

 
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